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FIP : 猫伝染性腹膜炎

猫伝染性腹膜炎、略称 『FIP』。

この病気の名前は東と奏と暮らし始めた頃から知っていました。
しかし、どんな病気なのか詳しく調べたのは、それから約半年後の 2009年10月27日。
真生が ブドウ膜炎と診断された事 がきっかけでした。

2009年10月27日の真生
左目(向かって右の瞳)がオレンジ色になっている真生 (2009年10月27日)

26日の午後から急にスリムケージの最上段でひとりで寝始めた真生。
当時、1時間以上寝る事が稀だったので、「これは病気かも・・・」 と不安になり。
病院の受付時間も終わった20時頃から、目に濁りが出始め、その後、色も変わってきました。
抗生剤の眼薬があったので点してみるも変化はナシ。

翌日、掛かり付けの病院が休診日だった為、別の病院へ(掛かり付けの病院で勤めていた先生が独立された病院です)。
そこで、ブドウ膜炎と診断されました。
先生の診察の雰囲気から大した事は無さそうだとは思ったものの、普段、元気と体力の塊のようなコが 『寝る・遊ばない』 という姿がどうにも心配で。
ブドウ膜炎がどんな病気の初期症状かを調べた時、FIP・猫伝染性腹膜炎 が出てきました。

急に元気をなくした事もあり、FIPの可能性も無くはないと思い、この病気を調べました。


◆ FIPとは

猫さんの殆どが持っているコロナウィルスが突然変異して発症する病気です。
変異してしまう原因はストレスと言われています。
引っ越しなどの環境の変化、避妊去勢などの入院によって発症するケースもあり。
また、住環境や頭数などがそのコの性格と一致していないかな・・・と思えた場合もあります。

但し、思い当たるようなストレスが見当たらない場合 もかなり見受けられます。
環境もしっかりしていて、性格的に多頭飼いに向いている社交的なコが発症してしまう事もあり、読者は勿論、飼い主さんもその要因に思い当たらないケースもかなり目にしました。

性格的に繊細なコが発症しやすいように感じますが、必ずしもそうとは言い切れない。
『発症しやすい』 『発症し難い』 という明確な線引きも難しい病気だと感じました。

腹水や胸水の溜まるウェットタイプ、そういった症状が無いドライタイプの2つがあり、特にドライタイプの場合は、診断が難しく、発症しているとの診断が出る時はかなり症状が進んでしまっている事が多いです。

代表的な初期症状は食欲不振。
そして元気消失。
しかし、それから先の症状は多岐に渡り、飼い主さんは勿論、獣医さんでも確定診断が難しい。

より詳しい事は、『ネコ腸コロナウイルスと抗体価検査 ネコ伝染性腹膜炎=FIP』 、 『猫伝染性腹膜炎(FIP)』、『FCoVとは?』 をご覧下さい(何れも外部のサイトさんです)。

FIPを疑った場合、先ず、行われるのがコロナウィルスの抗体価検査。
但しこれは、コロナウィルスの抗体の値を調べる検査なので、抗体価が高かったとしてもFIPを発症しているという診断にはなりません。
より疑わしい場合、センターへの検査依頼でFIPの発症の有無を調べる事が可能です。

最も発症しやすいのは生後6ヶ月齢 ~ 1歳くらいまでの幼猫。
次いで、7歳以上のシニア猫。
2歳 ~7歳までは免疫力が高いので、発症はし難い。

この病気の厄介な所は、根治治療が無い事。
そして・・・・発症後の致死率の高さです。

治療法に関しては、ステロイド投与などの対処療法、及び緩和ケアとなります。
治す為の薬、治療法が全く確立されていない病気です。
ワクチンに関してもありません。

次にその致死率の高さは、『悪魔の病気』 と呼ばれるほどです。
特に1歳未満の幼猫が発症した場合、致死率はほぼ100%と言われています。
私たちが知っている限り、この時期に発症した猫さんたちは、2週間 ~ 2ヶ月で虹の橋へ旅立ってしまっています。
幼猫の場合、病気の進行自体が恐ろしく早いのもその要因と思われます。

大人猫の場合、治療法が猫さんと合えば、かなり回復するケースがあります。
有名な所では、 【くるねこやまと】 の もんさんが驚異の回復を見せました。
獣医さんが 「恐らくもう見えていないだろう」 とまで言った目までも回復。
但し、完治する病気ではないので、その後も進行を抑える為に投薬治療が必要なようです。
もんさんも投薬を続けていたようですが、偶に、こっそり吐き出していたようです(流石もんさん・・・)。

またウチの六花、七海のお婆ちゃんのローズさんの出身キャッテリー 『ゴールドペガサス』 さんでは、輸入されたお母さん猫さんが妊娠しての来日により、FIPを発症したという事があったそうです。
マ~マさんは全く妊娠を知らされていない状況でした。
赤ちゃんたちは母子感染で亡くなってしまったものの、お母さん猫さんは回復し、オーナーさんの元で元気に過ごされているようです。

大人猫の場合、このような回復例もあります。
けれど、必ずしも回復する・・・という訳ではありません。

仲良くさせて頂いている nonoさん が保護され、里親さんの元で大切に育てられていた クレアちゃん は、1歳2ヶ月の頃に発症。
彼女は脳神経の方に症状が出ていました。
当時ママさんはお腹に赤ちゃんを宿していた時期で、クレアちゃんもママさんもパパさんも本当に頑張ってらっしゃいました。
発症から2ヶ月後には治ったとブログに書かれる程に回復。
更に4ヶ月後、ママさんが無事、男の子を出産し。
退院して帰宅した1週間後、クレアちゃんは旅立っていきました。

ウチの東と奏と生まれ時期が近く、茶トラ白という色柄も同じ(クレアちゃんは茶トラよりはクリーム系な色合いでしたが)だっただけに、ただ見守る事しか出来なかった事がとても辛かったです。
ただ読ませて頂いていた私たちですらあれだけ辛かったので、ご家族やnonoさんの悲しみや辛さは測り知れません。
けれど、ママさんは、「クレアと出会えて良い事ばかりだった」とブログに書かれていました。
待望の赤ちゃんを授かる事が出来たのも、無事に出産出来た事も、クレアちゃんのお蔭だと。

この病気で大切な猫さんを亡くされた方は、FIPという病気を憎まれたり、物凄い恐怖心を抱かれる方が多いです。
その中で、クレアちゃんのママさんのこの言葉は、私たちの中に深く残りました。

2009年10月28日の真生
お薬が効き、ブドウ膜炎が治まってきた真生(2009年10月28日)
・・・・お薬の副作用により今度は大腸炎になり、翌年の春前まで軟便との戦いに・・・(^_^;)

FIPにならない為の手段があるとすれば1つだけ。
それは、コロナウィルスに感染しない事です。
コロナウィルス自体を持っていなければ、変異しようがないからです。
けれど、コロナウィルスを持っていない猫さんを探す・・・というのは、正直、あまり現実的ではないと思います。

その中で私たちが講じたのは 、SHARPさんの 『イオンプラズマクラスター』 の導入です。
こちらは、空気中のコロナウィルスを不活化するという事が証明されています。
体内のウィルスに有効かどうかという点は不明ですが、コロナウィルスというのは絶えず糞便中に排出していると言われていますから、そちらに対してはある程度有効なのでは・・・と考えています。
但し、これはあくまで私たちの個人的な考えであり、コロナウィルスを確実に防げる方法という事ではない事をご理解下さい。

以上が、『FIP』 という病気に関して私たちが知っている事です。

この病気はまだまだ認知度も高くない他、獣医さんの見解も様々で、難しい病気です。
だからこそ、少しでも多くの方、特に仔猫さんと暮らす方には知って頂きたいです。
知っていれば、防ぐ事(そのコが感じるストレスの軽減)、早く気付く事など出来る事が増えます。

次は、このFIPがもたらしてくれた出会いのお話です。



※ コメントを頂いて、書いていない事があった事に気付きましたので、追記にて付け加えさせて頂きました。

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