リスクを負う覚悟 * 猫のワクチン誘発性肉腫
昨日、ちょっと衝撃的な画像を載せましたけれども。
人によってはグロいというカテゴリに入ってしまうかもしれませんが、今日も載せます。
(苦手な方はスルーして下さいませ)

これは、紛う事なき、ワクチンの副反応(副作用)の一種 です。
発症率は、1万頭 ~ 2万頭に1頭とか、1,000頭に1頭と言われていますが、実際の発症率はもう少し高いのでは・・・とも言われています。
発症率としては、確かに稀なんだと思いますし、接種しているワクチンによっても、かなり変わってきます。
いずれにしても、
1万頭に1頭であっても可能性は決してゼロにはならない事。
打つ回数が増えれば、リスクが高まる事。
自分のコが発症した時、1万頭に1頭という発症率は全く関係ない事。
この事を、猫と暮らし、ご自分の猫さんの健康を思ってワクチンを打っている飼い主さんに知ってほしい。
誤解しないで頂きたいのは、「ワクチンは怖いから止めましょう」 という話ではありません。
メリットの方が多いからこそ、接種するという選択が、家族として当たり前になってきているんだと思います。
仔猫やシニア猫、持病のあるコにとってはパルボ(猫汎白血球減少症)は命取りになる事もあります。
喩え完全室内外でも、人間の靴や衣服について持ち込んでしまう事もあります。
だからこそ接種する、という選択でも良いのです。
逆に、ワクチン誘発性肉腫の方が嫌だから接種しない、というのも有りです。
そしてもう1つ。
万が一 ワクチン誘発性繊維肉腫に罹患した場合、最初の治療が肝心 なんです。
かかりつけの先生が、症例を診た事があるか。
治療経験があるか。
これによって、診断そのものが違ってしまうケースもあります。
望ましいのは、腫瘍科認定(可能であればⅠ種)の先生の居る病院で診てもらう事 。
それ程多くはありませんが、この病気の闘病記を綴られているブログさんもあります。
再発率が如何に高いか。
最初の治療で適切に切除出来るかどうかで、その後がどれ程違うのか。
FIPと同じくらい、飼い主を絶望へと追いやる力を持っています。
けれど、最初に適切に切除出来れば、寛解も可能です。
但し、脚や尾に接種していた場合は、断尾、断脚という選択になる事。
東のように肩甲骨間の場合は、より技術が必要になる事。
その上での、寛解・根治です。
決して他人事ではなく、この病気は存在する。
ワクチンを接種する場合は、その可能性を知った上で接種してほしいんです。
知っているのと知っていないのでは、恐らく発症した時の結果が全く違ってきます。
また、接種時にこの病気のリスク説明をしてくれる病院に通う事も大切だと思います。
ワクチン接種には、『する・しない』 のどちらにも、メリット・デメリットが存在します。
1人でも多くの飼い主さんに、その事を知って頂き、その上で選択してほしい。
それが今の私の望みです。

2年前の11月13日。ほぼ普通の生活を送り始めていた東

現在の東
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